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同人サイトagiatamenteのブログ。
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昨日の金曜ロードショーで、近藤喜文監督のスタジオジブリ作品、「耳をすませば」をやっていました。何度か見た作品なんですが、つい最後まで見てしまいました。
と言うか、初めて見たときと違う視点で見ていました。

以下、ネタバレです。

最初見たときは、主人公の女の子、月島雫ちゃんと天沢聖司くん(字が違ったらすみません)の恋愛ストーリーだと思ってたんですが。(いや、確かに恋愛ストーリーなんですが)周囲の人々の心の動きが、前に見たときより良く解るというか、中学3年生が受験の時期に中間テストで100番も落ちたらそりゃあ家族もびっくりだよな、とか。可愛い孫(天沢くん)がヴァイオリン職人になりたいと思うのを応援しながら、横で、天沢くんにつりあいたい、自分も何かを試したい、と物語を書き始める雫ちゃんを応援しているおじいさんとか。
何か、心が、癒されました。
夢を追えるのは、若者の特権だとか言いながら、大人は間違いがないようにあちこちで制限をかけているんだなって、でもそれは子供のことを思ってなんだな、とか。
夢を追いかけている本人としては、なんでそこで、反対するんだ!って怒りもあるんだろうけど、(実際私もそうだったけど)そっちの側の気持ちも解った感じです。(自分何歳だ!)
でも、やっぱり二人の中学生のラブロマンスですよ。可愛かったです。
結婚、するのかな、この二人。約束してたけど。
10年、待てるのかな、雫ちゃん。
なんか、この二人見てると、月森と香穂子の恋愛を見ているみたいで、初々しくて、でも離れなきゃいけない二人って気持ちがかぶって、いつもより切ない気持ちで見てました。
天沢くんは、結婚の約束を置いていってくれたけど、月森は、香穂子に、忘れないから、って言っただけ。
それでも、香穂子は待てるのかな。
それとも、追いかけるためにヴァイオリンを引き続け、いつかウィーンへ行くのかな。
いつまで待てばいいのかも解らない状態で。

でも、香穂子は音楽から離れられなくなっているから、きっと、いつか、というきわめて不確定な状況でも、待ってて欲しい。

月日女の切ない妄想でした。


こんな素敵なお話をありがとう、って伝えたいけど、監督の近藤さんは、10年も前に47歳の若さで亡くなっております。(合掌)
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